テレビ朝日系列で放送されているバラエティ番組「ポツンと一軒家」。2018年から今に至るまで、約8年にわたって放送され続けている人気番組なのですが、打ち切りになるのではという噂が出たこともありました。
今回はポツンと一軒家に打ち切りの噂が出た理由、同番組の出演料ややらせの噂について調査しましたよ。
~もくじ~
「ポツンと一軒家」の打ち切りの噂は?
現在も高い視聴率を記録し、人気番組に位置づけられる「ポツンと一軒家」。そんなポツンと一軒家に打ち切りの噂が?今のところ、同番組は現在もレギュラー放送が続いていますし、例えば2026年春の時点で打ち切りになるのが決まっている、といったような情報が公式から出ているわけでもありません。現時点では、ポツンと一軒家が打ち切りになるという噂はガセということになりますね。
ではなぜポツンと一軒家が打ち切りだと言われているのか、理由を見ていきましょう。
プライバシーに不安が
ポツンと一軒家は日本各地で人里離れた場所にポツンと建つ一軒家を番組スタッフが探し、どうしてその人はそこに暮らしているのかを調査するという番組です。番組の性質上、自宅の場所、そこに暮らす人の生活スタイルなどを全国に向けて公開することになるのですが、近年過疎地の一軒家での強盗事件が頻発していることに関連付けて、同番組で過疎地の一軒家を紹介することがとても危険な行為であるという論調の記事が公開されたのです。
今のところ、同番組が原因で事件が発生したという情報は出ていませんが、このリスクが番組の打ち切りに繋がるのではないかと危惧されたのですね。
コア視聴率が不調?
ポツンと一軒家は一見高視聴率な番組ですが、あまり若い人が惹かれそうな番組には思えないと感じる人もいるのではないでしょうか。実は同番組は通常の視聴率こそ高いものの、コア視聴率が低いという弱点を抱えていると指摘されているのです。
コア視聴率とは13歳から49歳の個人視聴率のことであり、近年各テレビ局が重要視している数字なのです。この数字が低いと広告単価も低くなってしまうのだとか。このコア視聴率の情報が本当であれば、テレビ局的にはリスクを負ってまで維持しないといけない番組というわけではないのかもしれません。
取材拒否が増えている?
ポツンと一軒家で一軒家の捜索にあたるスタッフが雑誌のインタビューに登場した際、折角一軒家を見つけても取材拒否されてしまうケースがあると語ったそうです。なんでも「いくつか当たってみても全て駄目になることもある」のだとか。
取材拒否の理由は、プライバシーや防犯を考えた上でとなることが多いでしょう。となると前述のように過疎地での強盗事件が増えるなどの環境の変化で、取材拒否される事例が増えていってもおかしくありません。取材拒否の増加は番組の安定した継続にも影響を及ぼします。
「ポツンと一軒家」の出演料は?
一般の方に取材し、番組に出演してもらうことで成り立っているポツンと一軒家。気になるのは取材協力費ですが、ポツンと一軒家は取材協力費について公式の発表はありません。SNS上にはポツンと一軒家の出演料についての投稿が見られますが「大して貰えない取材協力費の割に⋯⋯」と、取材協力費が支払われるという説や、「取材費は貰えなかったが、我が家に訪問された時に東京ばな奈を頂いた」と金銭の支払いはなかったという説が両方あるという状況になっています。
一般的な番組の取材協力費は?
一般的な番組の取材協力費としては、60分ほどのインタビューなら4000円から2万円、10分から30分ほどのテレビの収録取材やVTRの出演の場合は1万円から3万円、個人の取材やインタビューではどれくらい本格的な物かによって1回あたり1万円から10万円ぐらい支払われる、という情報が見られました。
ポツンと一軒家の場合は、ゴールデンの番組であり、取材を受ける人の負担がそれなりに重い、しっかりとした取材になるので、相場を見るとそれなりに支払われそうなものですが「1万から3万ほどではないか」と見る人が多いようです。
「ポツンと一軒家」にやらせ疑惑が?
ポツンと一軒家では、番組スタッフが聞き込みなどでポツンと離れた一軒家を探し、見つけた家の人に取材を行うというスタンスが取られています。要するに「アポ無し訪問」という訳なのですが、「アポ無しでこの展開は無理があるのではないか」とやらせを疑う視聴者が少なからずいるようです。どうしてポツンと一軒家にやらせ疑惑が出ているのでしょうか。
アポ無しなのに必ず住民が在宅している
アポ無しという体で一軒家に取材に行っているにも関わらず、実際には住民が毎回必ず在宅しているということに「やらせでは?」と感じる人が多いようです。また、ただ在宅しているだけではなく、住人がしっかりとした服装でメイクもされている点、準備が万全になっている点なども指摘され、「やらせではないか」と疑う人が多くなっているのですね。
番組内で使用される道路の選択がおかしい
「ポツンと一軒家」ということで、辺境などに過ごしている人にスポットを当てる同番組。要は「どうしてこんな不便なところに?」といったニュアンスを番組コンセプトに含んでいるので、番組内では険しい山道や獣道を利用する場面が時折見られます。しかし、本当は車でもっと簡単に行ける舗装路があると指摘されることもあり、「不便な暮らし」を強調するためにやらせ的な演出を行っているのではないかと見られているのです。
やらせは本当にある?
「アポ無しなのに必ず住民がいるのはおかしい!」という点については、単に「住民がいなかったケースは番組で使っていない」ということで説明がつくと思いますが、一方で本当に完全アポ無しで行っているのかという点には疑問もあります。寧ろ、「アポ無し」のコンセプトを遵守し、取材対象となる方へ迷惑をかけてしまうのも問題ですから、ある程度の不自然な所は「演出」として受け入れるのも大事なように思えます。
今のところ同番組がやらせで公式に糾弾されるという事例はありませんよ。
出展:ABCテレビ【公式】
最後に
今回はテレビ朝日系列の人気番組「ポツンと一軒家」の打ち切りの噂や打ち切り説が出た理由、出演料ややらせの噂などについて紹介しました。様々なネガティブな噂こそ出ているものの、ポツンと一軒家はそれらに影響されることもなく放送され続けています。これからも長きに渡って視聴者から愛され続けていくのではないでしょうか。
