かつて子供達の間で絶対的な人気を誇った番組「ピラメキーノ」。ピラメキーノを見て育った世代が今では大人になっており、この名前を見ると「懐かしい」と思う人もいるのではないでしょうか。ピラメキーノが終わったことに気づかなかったという人もいるかもしれませんが、ピラメキーノはどうして打ち切りになってしまったのでしょうか。
今回はピラメキーノの打ち切り理由や人気だった理由などについて調査しました。
~もくじ~
ピラメキーノの打ち切り理由は?
ピラメキーノはお笑いコンビ、「はんにゃ」と「フルーツポンチ」がメインを務めた番組です。ということで、真っ先に思いつく打ち切り理由はこの二組の人気が低下してしまったということです。両コンビは「爆笑レッドカーペット」などを機にブレイク、ピラメキーノと同じ2009年4月から放送開始となった「爆笑レッドシアター」でもメイン格となっていましたが、レッドシアターは2010年9月に放送終了。それぞれのレギュラー番組も多くは2012年頃までに終了してしまっています。
ただ、詳しく見ていくとピラメキーノには他にも終了理由があるかもしれません。ここで一度、ピラメキーノがどんな番組だったかを振り返ってみましょう。
ピラメキーノとは
ピラメキーノとは2009年4月よりテレビ東京系列で放送された子供向けバラエティ番組です。当時子供からの人気が厚かったはんにゃとフルーツポンチをMCに起用し、なんと毎週月曜日から金曜日まで、平日毎日放送されていました。放送時間帯は18時半から19時、小学生が学校から帰った後に見れる時間帯での放送だったのですね。
当時のテレビ東京では主に18時から18時半にアニメが放送されており、ピラメキーノが始まる前は18時半から19時まで、タカアンドトシ、キングコングなどのお笑いコンビの冠バラエティ番組が曜日ごとに放送されていました。
数々のコーナーが番組人気を牽引
子供達も一緒に踊れる「ピラメキたいそう」を始め、愛らしい大柄のネイティブ・スピーカー「ダルさん」と英語を学ぶ「だるだるEnglish」、ドッジボールやサッカーなどをアレンジしたゲームで視聴者と対決するゲームコーナーなど、様々なコーナーが番組内で行われ、それらが番組人気を牽引していきました。
いかんせん週5日放送され、放送尺が十分過ぎるほどにあるため数々のコーナーが生まれ、多くのコーナーを作れる分ヒット作も多かったのですね。
ゴールデン進出も
ピラメキーノ放送開始から1年経った2010年4月からは、金曜日に限り「ピラメキーノG」と銘打ち、18時半から20時までの90分に枠を拡大して放送しました。いわゆるゴールデンタイムである19時台にも放送したのですね。ただでさえ平日毎日放送されていたピラメキーノの放送時間がより多くなるなんて、当時のピラメキーノの勢いの凄まじさを思わせますね。ピラメキーノGは2011年3月に放送終了となりましたが、以降も月曜から金曜までの18時半から19時の放送は続きましたよ。
夕方枠から撤退
しかし2013年3月をもってピラメキーノは夕方から撤退することとなります。枠の移動先は平日朝の6時40分から45分、5分枠であり放送時間も大幅に減ることとなったのです。2013年というと、はんにゃとフルーツポンチの人気がピークを終え下り坂になっていた時期ですから、実質的な番組打ち切りはこのタイミングだったとも言えますね。
テレビ東京の朝の番組というと「おはスタ」、当時は6時45分から放送されており、ピラメキーノは「ピラメキーノ640」としてその前番組を務めることとなったのです。
2015年9月に放送終了
ピラメキーノ640となってからも放送はしばらく続きました。放送終了になったのは2015年9月のこと、2年半にわたって朝の時間帯に放送されていたのですね。夕方から朝と時間帯が大幅に変わったこともあって、ピラメキーノが朝に放送されていたことを知らないという人も多いのではないでしょうか。最終回に際して、はんにゃ金田さんは「生活の一部になっているので、まだ実感はない」「淋しい」といったコメントを残していました。
ピラメキーノ打ち切りの理由は制作都合?
なんだかんだ2009年から2015年、6年にわたって放送され続けたピラメキーノ。放送枠を朝に移してからも2年以上続いており、また「朝の帯の5分枠」という番組枠は特別番組を打ち切らなければならない理由なども無いような位置だったように思えます。
ピラメキーノの打ち切りの理由は人気等ではなく制作都合によるものだったのか、そもそもこれだけ続いたのであれば「打ち切り」という表現を使わずとも、しっかりやりきったと言っても良さそうなものです。番組開始当初小学一年生だった子が小学校を卒業した頃に終了、子供向け番組としては大往生と言えるでしょう。
ピラメキーノの後続番組は?
ピラメキーノが夕方から朝へ枠移動となった際には、後続番組はバラエティ枠やアニメ枠等、再び曜日代わりで放送されていくこととなりました。やはり夕方に子供向けの帯番組を行うというのはテレビ史においてもレアな事例であり、ピラメキーノのようなコンセプトをもった後続番組は今のところ出てきていないように思えますね。
近年は子供の興味はテレビからYouTubeなどに移っている傾向もあり、今の時代に子供向けバラエティ番組を夕方の時間帯に放送するというのは今後もないのかもしれません。
「今」から見たピラメキーノの見どころ
ピラメキーノには子役も多数出演しており、現在の人気俳優が当時ピラメキーノで活躍していたというのも、今になってピラメキーノを振り返った際の見どころです。
例えば、ピラメキーノの人気コーナー「男女子役恋物語シリーズ」には中川大志さんや齋藤飛鳥さんといった日本アカデミー賞新人俳優賞にも輝いた役者が出演していました。2015年にはこのコーナーを題材とした映画が鈴木福さん主演で撮影され、公開されましたよ。
最後に
今回はピラメキーノの打ち切り理由や人気の理由について紹介しましたよ。当時はショートネタブームもあり多くの芸人がブレイクを果たしましたが、ブームが終わった時の落差も今以上に大きかったように感じます。今の時代にもピラメキーノのような番組が欲しいような気がしますが、当時ピラメキーノを見て育った世代がそのフォロワー番組を制作するということもあるかもしれませんね。
