『チェンソーマン』打ち切り理由は?完結した?人気失速の理由は?

チェンソーの悪魔の力を手に入れた少年・デンジの活躍を描くアクション漫画で人気となった『チェンソーマン』、シリーズ累計発行部数は3000万部を突破し、2022年にはテレビアニメ化もされた人気作です。そんな『チェンソーマン』ですが、一部で打ち切りの噂も流れているようです。今回の記事では、『チェンソーマン』は打ち切りになったのか、その理由や人気失速の噂についてご紹介します。

『チェンソーマン』とは

『チェンソーマン』は、藤本タツキ先生による漫画作品です。「週刊少年ジャンプ」で第一部の「公安編」が2019年1号から2021年2号まで連載され、第二部「学園編」が「少年ジャンプ+」において2022年7月13日から連載されています。チェンソーの悪魔の力を手に入れた少年・デンジの活躍を描くアクション漫画で、主人公であるデンジは一般的な少年漫画に登場する王道のヒーロー像とは異なるダークヒーローとなり戦い、凶暴かつ過激な演出、衝撃的な展開が特徴的な作品になっています。「悪魔」という、人間の恐怖を原動力とする怪物が当たり前に存在し、認知されている世界となっており、動植物や概念などあらゆるものの名前を持って生まれてくる、人知を超えた怪物を相手に戦うアクション漫画です。

『チェンソーマン』は打ち切りになった?

さて、本題の『チェンソーマン』は打ち切りになったのかについてですが、『チェンソーマン』は打ち切りにはなっておらず、現在も連載は続いています。ではなぜ打ち切りの噂が流れたのでしょうか。ここからは『チェンソーマン』に打ち切りの噂が流れた理由についてご紹介します。

第一部の完結と第二部への移行

『チェンソーマン』に打ち切りの噂が流れた理由の1つ目は、第一部の完結と第二部への移行です。チェンソーマンの第一部「公安対魔特異4課編」は、2020年12月14日発売の週刊少年ジャンプ2号で堂々の完結を迎えました。デンジとマキマの壮絶な戦いに終止符が打たれ、多くの読者がその続きが気になったことでしょう。大人気となった第一部に思えましたが、続編の第二部は少年ジャンプ+へ移籍して第二部「学校編」の連載がスタートしました。藤本先生の創作スタイルと深く関係していると言われている移籍ですが、自身の表現したいことをより自由により丁寧に描くことを望んでいたのではないかとも言われています。しかし、結果として週刊少年ジャンプから消えてしまい打ち切りの噂に広がってしまったようでした。

人気失速というイメージ

『チェンソーマン』に打ち切りの噂が流れた理由の2つ目は、「人気失速」というイメージ

です。チェンソーマンは、連載開始当初からその独特な世界観と予測不能なストーリー展開で、またたく間に人気となり、アニメ化が決定した際には、その人気はさらに爆発し、社会現象とまで言われるほどの盛り上がりを見せました。ここまでは人気失速のイメージなど微塵も感じない方がほとんどでしょう。しかし、実際に人気失速のワードが上がっていたのも事実です。第一部で描かれた主人公のデンジの壮絶な復讐と成長を描いた、まさにジャンプらしい熱い物語に比べ、第二部は少し雰囲気が変わり、新たな視点やキャラクターに焦点が当てられており、この変化に戸惑いを感じ、作画のクオリティが低下したように感じた読者が以前ほどの勢いがないと感じ、打ち切りや人気失速の噂にまで広がってしまったようでした。

「つまらない」と感じる読者

『チェンソーマン』に打ち切りの噂が流れた理由の3つ目は、「つまらない」と感じる読者が増えたということです。主に第二部に入った後に感じた人も多かった面白さの減少がその原因となっているようで、物語が平坦に感じることやキャラクターの魅力が減少したことが大きな要因となっているようでした。特に物語の進行が遅く、心理描写が多くなったことでこれまでのアクションシーンなどが減ってしまい、売りとなっていたインパクトが薄れてしまったようです。デンジが以前のような破天荒さを見せなくなったことで結果としてつまらなく感じてしまい、打ち切りの噂まで広がったことが考えられるようでした。

人気失速の理由は?

「人気失速」というワードについてですが、これは事実のようでファンからも「今のチェンソーマンからは作者のやる気を感じられない」「絵が汚いのにページ数が少ない」「休載が多い」などの意見が上がっているようでした。特に「単純に作者にやる気がない」という意見は多く上がっているようです。実際に藤本先生にやる気がないことはないでしょうが、内容がつまらなく読者にやる気がないという感情を抱かせていることが「人気失速」の理由だと言えます。

『チェンソーマン』は完結している?

『チェンソーマン』は、漫画第一部の公安編は、週刊少年ジャンプで2020年12月14日発売の2021年2号で完結しています。第二部の学園編は完結しておらず、現在も少年ジャンプ+で連載が続いています。アニメの最終回は、2022年12月27日に放送された第12話「日本刀 VS チェンソー」で、この回では、沢渡アカネとサムライソードとの決着が描かれました。アニメは原作の5巻38話までが映像化されており、2025年9月19日からはロシアから送り込まれた爆弾の悪魔レゼとの戦いを映像化した、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が公開予定となっているようでした。

まとめ

今回の記事では、『チェンソーマン』は打ち切りになったのか、その理由や人気失速の噂についてご紹介しました。連載中の第二部学校編では、デンジの高校生活が描かれつつも、新たな悪魔や組織が登場し、物語はますます混沌としており、より複雑な人間関係や社会の闇が描かれることでしょう。常に読者の予想の斜め上を行く展開を繰り広げることで知られている藤本先生が「つまらない」「人気失速」のイメージをどう打開していくのか注目が集まります。今後も私たちの度肝を抜くようなサプライズに期待しながらチェンソーマンの世界を楽しんでいきましょう。