人間社会に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人喰種(グール)が蔓延する東京を舞台に大学生の主人公カネキが事故で喰種の内臓を移植され、半喰種として人間と喰種の狭間で苦しむ世界が描かれた「東京喰種(トーキョーグール)」、その続編を描いた『東京喰種:re』は2014年10月16日に週刊ヤングジャンプで連載開始となり話題となりました。そんな人気作の『東京グール:re』ですが、一部では打ち切りという噂も。今回は、東京グールreが打ち切りになったという噂の理由や完結したのか、意味がわからないと言われる理由をご紹介します。
~もくじ~
東京喰種:reとは
東京喰種:reは、人気漫画「東京喰種」の続編で、前作から数年後の東京を舞台に人間を喰らう「喰種(グール)」と呼ばれる存在と彼らを駆逐する「CCG(Commission of Counter Ghoul)」の戦いが繰り広げられます。前作のカネキが主人公ではなく、記憶を失った捜査官・佐々木琲世(ささきはいせ)が主人公として登場し、自分の過去と向き合いながら、喰種と人間の間で揺れ動く姿が描かれています。「東京喰種」ではグール側の視点で世界が描かれていましたが、東京喰種:reでは喰種の天敵であるCCG側の世界が描かれているのも特徴的です。
『東京喰種:re』の意味がわからないと言われる理由
東京喰種:reの意味がわからないと言われる理由は、それは複雑な設定や伏線が多いのが主な理由となっているであろうことが予想されます。前作の「東京喰種」からの繋がりや専門用語が多く、初見だと何が何なのか戸惑うことが多いことでしょう。作者の石田スイ先生の独特な表現や心理描写が多いことも難しく感じる理由でしょうが、読めば読むほどに作品の奥深さを感じていき、それこそが東京喰種シリーズの魅力とも言えるのではないでしょうか。
東京喰種:reは打ち切り?完結してるの?
東京喰種:reの最終回は、読者の間で賛否両論の評価が分かれる結末で、ひどいという意見もあれば、感動したという満足の声もあり、話題となりました。結論から言ってしまうと『東京喰種:re』は打ち切りではなくきちんと完結しています。それではなぜ打ち切りという噂が流れたかも気になるところです。ここからは打ち切りの噂が流れた理由についてご紹介します。
打ち切りの噂が流れた理由
東京グールreに打ち切りの噂が流れた理由は、展開の急ぎ足感が主な原因となったようでした。最終決戦から結末にかけての展開が駆け足な印象や十分に描写されていない部分や、伏線が回収されていないものなども印象的です。特にカネキと旧多二福の最終決戦は、物語のクライマックスであるにもかかわらず、比較的短時間で決着がついてしまって拍子抜けした人も多かったことでしょう。他にもキャラクターたちのその後や、世界情勢の変化、多くの伏線が未回収のままなことなども打ち切りになったのではと思わせる十分な理由になったのではないでしょうか。結果として意味がわからないと検索されるようになり今回のような話題になってしまったようでした。
まとめ
今回は『東京グールre』が打ち切りになったという噂の理由や完結したのか、意味がわからないと言われる理由をご紹介しました。ご紹介したように『東京グール:re』は打ち切りになったわけではなくきちんと完結しています。噂になった理由は終盤が駆け足に感じたことが主な原因のようでした。もちろん、『東京グール:re』から入っても楽しむことはできますが、より楽しみたいのであれば、前作の「東京喰種」でグール側の視点での世界を見てから入ることをおすすめします。独特な世界観で私たちを楽しませてくれる石田スイ先生、今後の作品にも注目していきましょう。