ゾンビによる世界の終末を迎えた後の物語を描いた作品で人気となった『ウォーキング・デッド』、2010年から2022年までドラマ化もされ視聴した人も多いのではないでしょうか。そんな『ウォーキング・デッド』のドラマはシーズン11をもって終了となりました。今回はウォーキングデッドが打ち切りになった理由や原作が完結したのかについてご紹介します。
~もくじ~
ウォーキング・デッドとは
ウォーキングデッドはロバート・カークマン、トニー・ムーア、チャーリー・アドラードによるグラフィックノベル・シリーズで原作の日本語訳版はシリーズ1〜7までは飛鳥新社から発売されシリーズ8からはヴィレッジブックスから発売されています。ゾンビによる世界の終末を迎えた後の物語を描いた作品で、荒廃したアメリカ合衆国で安住の地を求めてウォーカーの集団から逃れつつ旅をする姿を描いています。第一章はアトランタでのウォーカーとの戦いで始まりますが、第二章からは街を離れ主に刑務所を舞台とした人間同士のぶつかり合いという色んな展開が用意されており、アメリカのケーブル・テレビ・チャンネルのAMCでドラマ化もされています。
『ウォーキング・デッド』のドラマは打ち切りになった?
第68回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズ賞(ドラマ部門)などにノミネートされたほどの作品となったウォーキングデッドのドラマですが、2010年10月からシーズン1が始まり2019年10月からはシーズン10が放送されました。しかし、新型コロナウイルスの影響から第16話の放送は遅れて2020年10月に放送され、2021年8月から放送されたシーズン11をもって2022年に終了する形となりました。打ち切りになった理由はいくつか言われており、ここからは打ち切りとなった理由の噂をご紹介します。
視聴者数の減少
ウォーキングデッドが打ち切りとなった1つ目の理由として挙げられているのが視聴者数の減少です。物語が進行していく中で登場人物の衝撃的な死に方や悲惨な展開など目を覆いたくなる内容が、視聴者が離れた原因とも言われており、シーズン6, 7のニーガン登場で、エイブラハム、グレンが衝撃的な死に方をしたことや主要キャラがどんどん降板していったのも大きな影響だったようでした。視聴者数が減少することでもちろんスポンサーも離れていき、特にアメリカでは視聴率を取れなければバッサリいくイメージなので厳しい状況だったのではないでしょうか。
原作完結の影響?
ウォーキングデッドが打ち切りとなった2つ目の理由として噂されているのが、原作が完結したことによる影響だと言われています。ウォーキングデッドの原作は2019年に193巻をもって完結しています。実際のドラマは原作にも追いつきつつある状況にあり、原作には登場しないキャラの登場やストーリーの独自展開、オリジナル要素に限界を感じていたことも大きな要因のようでした。内容によっては原作と異なる結末になってしまう可能性も含めて打ち切りの判断を下したのかもしれません。
キャストのギャラ問題
ウォーキングデッドではシーズンごとにキャストのギャラ交渉が行われていました。有名な俳優を出演させようと思ったらギャラも高額になってきます。そんな中で視聴率の低迷、スポンサー離れと様々な要因も重なってしまい、これ以上のシーズンの継続が困難と判断したのも1つの要因ではないかとも言われています。
まとめ
今回は、ウォーキングデッドが打ち切りになった理由や原作が完結したのかについてご紹介しました。ウォーキングデッドの打ち切りははっきりと公表はされていませんがコロナウイルスを始めとした様々な要因が重なって打ち切りとなったと言われているようでした。その中には原作が完結したことも含まれているようでこれ以上のオリジナル路線を展開するのが難しかったのかもそれません。ゾンビによる世界の終末を迎えた後の物語を描いた『ウォーキング・デッド』、興味があれば一度視聴してみてはいかがでしょうか。