北海道北見市を舞台に東京から引っ越してきた男子高校生といわゆるギャルで道産子の女子高校生の交流を描くラブコメ作品『道産子ギャルはなまらめんこい』、シンプルな内容でありながら見ていてほのぼのできることで人気の作品です。しかし、最近『道産子ギャルはなまらめんこい』が炎上したという話も…今回は『道産子ギャルはなまらめんこい』が炎上した理由、不謹慎と言われている噂についてご紹介します。
~もくじ~
『道産子ギャルはなまらめんこい』とは
道産子ギャルはなまらめんこい(どさんこギャルはなまらめんこい)は、伊科田海先生による漫画作品で2019年1月に『少年ジャンプ+』で読切版が掲載され好評だったことから連載化されました。北海道北見市を舞台に東京から引っ越してきた男子高校生といわゆるギャルで道産子の女子高校生の交流を描くラブコメ作品で伊科田先生は自分が感じている地元北海道の魅力を少しでも感じてもらって一人でも多くの人が北見や北海道を訪れるきっかけになればいいと語っていたそうです。
『道産子ギャルはなまらめんこい』はなぜ炎上した?
瞬く間に人気となり多くのファンに愛されてきた道産子ギャルはなまらめんこいですが、あるエピソードがきっかけで批判を招き炎上する騒ぎへ発展しました。ここからはその内容をご紹介します。
炎上するきっかけとなったエピソード
あるエピソードというのは、ヒロインの秋野沙友理が、主人公である四季翼の母親の病状悪化に便乗して修学旅行を欠席、2人きりの旅行を計画するというものでした。このエピソードが公開されると、SNS上では瞬く間に話題となり「母親の病気を利用している」「自分の経験と重なり、不快に感じた」など、特に家族の病気や入院経験を持つ読者から多くの批判の声が広がりました。
批判が広がった主な理由
批判が広がった主な理由は、母親の病状悪化という家族の病気というデリケートなテーマを、恋愛の進展のために利用する展開が不適切という点で、実際の現実では考えにくい行動が描かれていることからエピソードを見ていても感情移入しにくいなど、不快に思った読者は多かったようです。
不謹慎という意見も
エピソードが公開されるとSNSやレビューサイトで多くの批判が広がりました。「母親の病気を利用するなんて不謹慎だ」「キャラクターの行動に共感できない」など、母親の病気を利用して恋愛の進展に利用する展開が不適切と感じた読者は多く、これまで築き上げてきた作品の内容やキャラクターの描写に対する読者の期待を裏切ってしまう形となりました。
『道産子ギャルはなまらめんこい』連載終了
この炎上騒ぎがきっかけだったのかは分かりませんが、2024年8月14日に伊科田先生より5周年となる9月11日の119話の配信分で連載を終了することが告知されました。最新刊(最終巻)も2024年11月1日に発売、最終話までの本編に加えて10ページ以上の書き下ろし漫画を収録してストーリーは完結したようでした。
まとめ
今回は『道産子ギャルはなまらめんこい』が炎上した理由、不謹慎と言われている噂についてご紹介しました。自分が感じている地元北海道の魅力を少しでも感じてもらって一人でも多くの人が北見や北海道を訪れるきっかけになればいいと語っていた伊科田先生ですが、こういった形での完結ではなく、もっと地元北海道の魅力をたくさん伝えて完結させたかったことでしょう。もちろん、狙ってそんなエピソードにしたということはないでしょうが、現代のSNS時代ではちょっとしたことから炎上し状況が一変してしまうのが現実です。作品は本当に見入ってしまう魅力がある作品ですので、新しい作品で伊科田先生が帰ってくるのを待ちましょう。