ヒーローを陰で助ける様な陰の実力者に憧れていた主人公の影野実がトラックに跳ねられ死亡し、男爵家の息子シド・カゲノーとして転生を果たし影の実力者となる姿を描いた人気作品の『影の実力者になりたくて』、人気スマホゲーム『モンスターストライク』を始め様々なコラボもして一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。そんな人気作の影の実力者になりたくてですが、一部では打ち切りの噂もあるようです。今回は、影の実力者になりたくてが打ち切りとなったのか、その理由や作者死亡説についてご紹介します。
~もくじ~
『影の実力者になりたくて』とは
影の実力者になりたくては逢沢大介先生によるライトノベル作品で「陰実」という愛称でも人気の作品です。小説家になろうで2018年1月から掲載され「次のヒット作はこれだ! 新作ラノベ総選挙2019」新文芸・ブックス部門(ブックウォーカー)で1位、『このライトノベルがすごい!』単行本・ノベルズ部門では2020年版で3位、2024年版で7位、2025年版で10位を獲得するなど、その人気ぶりも話題です。ヒーローを陰で助ける様な陰の実力者に憧れていた影野実がトラックに跳ねられ死亡し、男爵家の息子シド・カゲノーとして転生を果たし影の実力者となっていくというもので様々な年齢層から楽しまれている作品となっています。
『影の実力者になりたくて』は打ち切りになった?
結論から言ってしまうと『影の実力者になりたくて』は打ち切りにはなっていません。2024年12月時点で書籍版は6巻、漫画版は14巻まで発売されて連載は続いており、2022年にはアニメ第1期とゲーム化、2023年にはアニメ第2期とその人気は収まるところを知りません。では、なぜ打ち切りの噂が流れたのでしょうか。ここからは打ち切りの噂が流れた理由をご紹介します。
アニメ1期が20話だった
1つ目の理由として言われているのがアニメ第1期の話数です。多くの作品が12話で1クールとして放送されている印象がある中で陰実のアニメ第1期は2クール20話で最終回となっています。通常の流れからいくと24話くらいを想像する中で、20話で最終回となったことから打ち切りの噂が流れたようですが、アニメ第1期は最初から20話で終わる予定になっており、打ち切りにはなっていません。この打ち切り騒動があったことから、公式からアニメ第2期は全12話の1クールという事前告知があったようです。
逢沢大介先生の活動報告がなくなった
もう1つの打ち切りの噂が流れた理由として言われているのが逢沢大介先生の活動報告がなくなったというものです。元々、逢沢大介先生は「小説家になろう」で度々活動報告をされていました。しかし、2021年2月20日を最後に更新がなくなりました。それもそのはずその時期は書籍版の執筆、小説家になろうの更新、アニメ化に関する確認、ゲームの監修など多忙を極めていたということでした。あまりに更新がないことから死亡説も流れたほどでファンも心配していたようです。
死亡説はデマ
逢沢大介先生の活動報告がなくなったことから流れた死亡説ですが、それは完全なデマで現在も連載は続いています。しかし、多忙なことに変わりはないでしょうから先生の体調面が心配なのは確かです。
気になるアニメ版続編について
2025年1月現在、影の実力者になりたくてのアニメは第2期まで終了しています。2期の最後にかつて影野実として暮らしていた「現代」に戻ったところで終わったことからその続きが気になる方も多いのではないでしょうか。その気になる続編は劇場版で描かれるようです。完全新作劇場版である「劇場版 陰の実力者になりたくて! 残響編」の制作が決定しており、今はその情報の更新を待ちましょう。
まとめ
今回は『影の実力者になりたくて』が打ち切りとなったのか、その理由や作者死亡説についてご紹介しました。影の実力者になりたくての打ち切りの噂や作者死亡説は完全なデマで現在も連載は続いているようです。アニメ第2期の続きは劇場版で描かれるようなので今から新たな情報の発表が楽しみですね。ヒーローなどではない陰の実力者という新しい視点の主人公の物語、ありきたりな異世界ものに飽きてきたら見てもらいたいおすすめの作品となっています。