『十字架のろくにん』打ち切り理由は?完結してる?復活の噂も調査

主人公の漆間俊が父方のおじいちゃんとともに、小学生の自分に対して壮絶ないじめを受け至極京をはじめとする集団に復讐するサスペンス作品の十字架のろくにん、別冊少年マガジンで連載され2022年3月時点で累計部数100万部を超える人気作です。そんな十字架のろくにんは一度打ち切りになったという話も耳にしました。今回は、十字架のろくにんが打ち切りとなった理由や完結しているかについてご紹介します。

十字架のろくにんとは

十字架のろくにんは中武士竜先生によるサスペンス作品で、主人公の漆間俊が父方のおじいちゃんとともに、小学生の自分に対して壮絶ないじめを行った至極京をはじめとする集団に復讐するというものです。ある時、京の計画で俊の両親が運転中に事故死、弟の翔は植物状態に陥ります。心の支えだった両親、元気な弟を失った俊はおじいちゃんに引き取られることなり、京達には怒りを覚え、第二次世界大戦中の秘密部隊に所属していたおじいちゃんの指導を受けて高校生となった俊が京達への復讐を誓います。

『十字架のろくにん』打ち切り?

2022年3月時点で累計部数100万部を超える人気作となった十字架のろくにんですが、過去には打ち切りになったことがあります。元々は「別冊少年マガジン」にて、2020年4月号から連載されていましたが、第1巻の売り上げ部数が思ったより伸びなかったことから2020年11月号まで連載され打ち切りとなりました。その後は「マガジンポケット」へ移籍して連載が再開されています。ここからは打ち切りの理由についてご紹介します。

打ち切りとなった理由

十字架のろくにんが打ち切りとなった理由についてはいくつか話があるようですが、主な理由として言われているのはグロテスクで残酷な描写により別冊少年マガジンの読者層にはあまり受けがよくなかったことが理由と言われています。別冊少年マガジンの読者層にはあまり受けがよくなかったことから結果として単行本の第1巻も売り上げが伸びず、累計売り上げも1万部に満たなかったようです。

「マガジンポケット」で完全復活

その後、マガジンポケットへ移籍した十字架のろくにん、連載再開の際には1話を短くしたり、人気作とのコラボなどの工夫がとられ、その結果、人気は回復して累計部数100万部を超える人気作へと化ました。様々な工夫はもちろんのことマガジンポケットへ移籍したことで読者の層にも変化があったことが大きな理由ではないでしょうか。

『十字架のろくにん』は完結しているのか

十字架のろくにんは2024年末時点ではまだ完結していないようです。一時期は中武士竜先生の体調不良から休載していたようですが、2024年の2月からは復帰されて連載は再開されています。休載していた時期などからも打ち切りの噂やこのまま終わってしまうのではないかと話題になったようですが無事復帰されて何よりです。

十字架のろくにんの魅力

十字架のろくにんの魅力、それはいじめによって家族や兄弟を不幸にしたイカれきった加害者達へ壮絶な復讐劇を果たしていく物語にあるのではないでしょうか。バイオレンス要素が強く、世の中にも影響が出るのではないかという復讐劇の数々、現実ではできないような過激な描写も人気の理由となっているのではないでしょうか。

まとめ

今回は、十字架のろくにんが打ち切りとなった理由や完結しているかについてご紹介しました。打ち切りとなったことで結果として人気作に登り上がった十字架のろくにん、中武士竜先生の体調不良から休載などから完結についての心配もありましたが、現在では復帰され連載は続いているようでした。現実ではありえない復讐サスペンス作品、いつものジャンルを読み飽きてきたら一度読んでみてはいかがでしょうか。