数々の賞を受賞したことでも有名な映画『新聞記者』、様々な評価でも話題となった新聞記者ですが検索してみると「新聞記者 映画 打ち切り」というワードが引っかかります。今回はそんな新聞記者の映画が打ち切りと噂になった理由やNetflix版との違いなどについてご紹介します。
~もくじ~
新聞記者(映画)とは
『新聞記者(しんぶんきしゃ)』は、2019年に公開された映画で中日新聞社記者である望月衣塑子さんのベストセラー「新聞記者」を原案にした社会派サスペンスフィクションです。若手新聞記者と若手エリート官僚の対峙や葛藤を描いている作品で、主演は松坂桃李さんとシム・ウンギョンさんで話題になりました。2022年には米倉涼子さんの主演によりNetflixでシリーズドラマ化もされ、全世界190カ国向けに配信されました。普段語られることない新聞記者の葛藤を描いた作品になっています。
新聞記者の映画が打ち切りと噂の理由
数々の賞を受賞して大きな反響を呼び興行収入6億円と話題となった新聞記者の映画ですが、打ち切りと噂になっていました。知っての通り新聞記者の映画は2019年6月に公開されており打ち切りにはなっていません。では、どこからそんな噂が流れたのでしょうか。ここからは打ち切りと噂になった理由についてご紹介します。
映画の評価に酷評が目立った?
噂となった理由として挙げられているのが、話題となり人気だったにも関わらず酷評が目立ったことが挙げられています。新聞記者では政治に関する問題や事件を題材に描かれている印象が強く、フィクションかノンフィクションかわからないきわどさから反政府というイメージを与えてしまったりして色んな意見・評価が集まり、結果として酷評が目立ってしまい打ち切りの噂が流れてしまったということのようでした。
Netflix版の話数
もう一つの噂となった理由がNetflix版ドラマの新聞記者の話数です。ドラマといえば10話程度を想像しますが新聞記者のドラマは6話と短めでした。ドラマで話数が短いとなれば「打ち切り」というワードが検索されてしまい、結果として「新聞記者 映画 打ち切り」などと話が広がってしまったようです。Netflix版ドラマも打ち切りということもなく予定通りの話数でしっかりまとめられています。
Netflixドラマ版との違い
新聞記者の映画版とNetflixドラマ版との違い、キャストの違いはもちろんですが、映画版は政治に関心がある人はより楽しめ、関心がない人からすると少し難しく感じてしまう印象があります。対してNetflixドラマ版では、「組織と個人」「社会と個人」のテーマ性が強化されており、政治には無関心の就活生木下亮の登場で政治に関心のない若者と言う立場目線での楽しみ方もできるのが大きな違いです。藤井道人監督が政治に関心がないという視点から映画とはまた違った感じに仕上がっているのが印象的です。映画版は大きな反響を呼び興行収入6億円というヒット作となり、ドラマ版は少し視点を変え、色んな年齢層から楽しんでもらえる作風になっています。
まとめ
今回は新聞記者の映画が打ち切りと噂になった理由やNetflixドラマ版との違いについてご紹介しました。新聞記者の映画版・Netflixドラマ版はもはや別物でそれぞれに良さがある作品です。大まかな流れのようなものは変わらないように作られている印象ですが、見る側の視点を考えて作られたそれぞれの作品に良さがあり、政治に興味がなくても見やすく見入ってしまう魅力があります。興味があればぜひ一度視聴してみてください。