小栗旬さん×金城一紀さんのタッグで話題となった刑事ドラマ『ボーダー』
事件で頭に銃撃を受け、脳に弾丸を残したまま奇跡的に一命を取り留めた主人公刑事が死者と交信する能力を手にした物語で話題となりました。人気作の『ボーダー』ですが、「ボーダー ドラマ 打ち切り 理由」というワードも目にします。
今回は『ボーダー』のドラマは打ち切りだったのかその理由についてご紹介します。
~もくじ~
『BORDER(ボーダー)』とは
『BORDER(ボーダー)』は、小説家・金城一紀さんにより2013年から開始された漫画、小説、テレビドラマのメディアミックスプロジェクトで作品はテーマと主要人物の基礎設定を共有し、メディア毎に別の作家による異なったストーリーを展開することでも話題となった作品です。
事件で頭に銃撃を受け、脳に弾丸を残したまま奇跡的に一命を取り留めた主人公刑事が死者と交信する能力を手にし、生と死、正義と法、死者からもたらされる真実と事実とのギャップなど、様々な境界線が表されています。
ドラマ『ボーダー』打ち切りと言われる理由
そんな人気作の『ボーダー』のドラマですが打ち切りという噂も…先に結論から言ってしまえばドラマ『ボーダー』はちゃんと完結しており、続編も放送されたくらいの人気があったので打ち切りということはまずあり得ないでしょう。
ここからはその打ち切りという噂の理由についてご紹介していきます。
打ち切りの噂の理由①
1つ目の打ち切りになったと噂になった理由が、「放送回数」です。通常一般的なドラマの話数は10話から12話で最終回を迎えることが多いですが、『ボーダー』は9話での完結だったため最終回が早いという意見がありました。通常の話数からすれば少ないのもそうですが9話というのも中途半端な印象があります。
しかし、元からドラマ『ボーダー』は9話完結のドラマだったようなので打ち切りというわけではないようでした。
打ち切りの噂の理由②
2つ目の打ち切りになったと噂になった理由が、「終わり方が微妙」という意見が多く上がっていました。
安藤が子どもを誘拐して殺害するというストーリーで、最悪の敵である安藤と石川が対決という最終回の内容でした。話の広がり方に対してスッキリしない、石川がどうなったのか謎、などこれまでの話の内容から色んな期待があったのに全部を裏切ったようなしっくりとしない結末になってしまっていたといいます。
その結果、打ち切りの噂や無理やり終わらされたのでは?という声が出回ったようです。
ドラマ『ボーダー』は続編も
そんなドラマ『ボーダー』は一時は打ち切りの噂もありましたが、2017年10月にはSPドラマとして『BORDER贖罪』も放送されるほどのヒット作となりました。
「新しい石川の物語は、あのラストシーンから幕を開けます」と原案・脚本の金城一紀さんのコメントからわかるようにあのラストシーンの続きはしっかりと描かれ、あえてもやもやした感じで最終回を迎えさせ、続編を登場させるあたりがさすが作家さんといったところでしょうか。
ドラマ『ボーダー』は見どころ多数
小栗旬さんが主演のドラマ『ボーダー』は、警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係の巡査部長石川安吾が、事件をきっかけに死者と対話する能力を身につけ、その能力を使い事件を解決していくというストーリーが描かれています。数々の事件を解決していく中で「正義」の境界線に迷う石川、変化していくその境界線に注目です。
まとめ
本当の「正義」とはいったいなんなのか、己の信じる正義と悪の境界線を越え迷う石川を描いた『ボーダー』、ドラマの打ち切りは完全なデマということだったようです。
噂の理由も様々でしたが、続編が出るほど魅力のある作品であることがわかります。今の事件が絶えない現代社会で本当に石川巡査部長のような能力を持った警察官がいたら違った未来もあるのかもしれませんね。