『民王』ドラマ打ち切りと言われる理由は?続編や再放送の可能性はある?

2015年7月から9月に放送され、遠藤憲一さん、菅田将暉さんのダブル主演で話題となった『民王』を皆さんはご存知でしょうか。当時、大人気だった俳優がダブル主演ということもあり話題となりました。そんな『民王』のドラマは実は打ち切りだったという噂が…今回は『民王』のドラマが打ち切りとなった理由についてご紹介します。

『民王』とは

『民王(たみおう)』は、池井戸潤先生の小説でWebマガジン『ポプラビーチ』で連載、2010年5月には単行本も刊行された人気作です。ひょんなことから、内閣総理大臣である父武藤泰山と、大学生で息子の翔との人格がある日突然入れ替わってしまうことから始まります。混乱を避けるために周囲には秘密のまま互いの生活を過ごすことになる2人。しかし、息子の翔は政治に全く興味がなく、漢字もろくに読めないため国会答弁も苦労する状況。父泰山も就職活動する中、面接官を偉そうに論破しては不採用になり、苦闘の連続となります。

『民王』のドラマは打ち切りとなった?

そんな大人気小説がドラマとなった『民王』には打ち切りの噂が…結論から申し上げると民王は打ち切りになった訳ではなく、ちゃんと完結しています。その後、スペシャルドラマも2回放送されたほど話題のドラマとなっていました。ここからはそんな『民王』が打ち切りになったという噂の理由についてご紹介していきます。

『民王』が打ち切りと噂になった理由①

『民王』が打ち切りという噂が流れた1番の理由、それは放送回数が関係しているようです。通常のドラマは10話から12話というのが定番になっています。そんな中で民王は全8話で完結。普段からドラマを見慣れている人からすれば早く感じてしまうことでしょう。民王が8話で完結しなければいけなかったのは遠藤憲一さん、菅田将暉さんのダブル主演をはじめ出演していた俳優さんが人気俳優ばかりだったことでスケジュールの調整が困難だったのではないかとも言われています。かといって内容はきちんと完結していたので詰め込まれた撮影をされたのではないでしょうか。

『民王』が打ち切りと噂になった理由②

『民王』が打ち切りという噂の理由、2つ目はお金の問題が噂となりました。民王は深夜帯に放送されたドラマで深夜帯のドラマは通常ドラマに比べ制作費が3分の1程度だと言われています。その結果、8話に収める必要が出て原作と異なる内容になってしまったようでした。そういった原作と違うこともあり視聴率もイマイチだったりしたことから、打ち切りとなったのでは?という噂が流れてしまったようでした。

『民王』のドラマが打ち切りというのはデマ

以上のことからドラマ『民王』が打ち切りということは完全なデマだったようです。噂の理由は様々でしたが、第1回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞や第86回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞など数々の賞も受けている人気作品となっています。スピンオフやスペシャル・番外編も放送される程の人気があったので打ち切りということはまずあり得ないと言えるでしょう。

まとめ

遠藤憲一さんや菅田将暉さん西田敏行さん、といった個性的な人気俳優が勢揃いしていることでも話題となった『民王』、あり得ないような世界観は池井戸潤先生ならではのものでしょう。池井戸潤先生といえば『半沢直樹シリーズ』や『下町ロケット』など数々の名作でも有名です。そんな池井戸先生の作品なので面白くないわけがありません。現在は再放送の予定はないようですがU-NEXTやプライムビデオなどで見れるので興味があればぜひ見返してみて池井戸先生の世界を堪能してみてください。