2024年ドラマ化!漫画『アクマゲーム』は打ち切りだった?その真相を調査

週刊少年マガジンで人気となった漫画「ACMA:GAME アクマゲーム」、2024年4月からドラマ化もされ注目の作品となっています。しかし、この原作漫画であるアクマゲームは打ち切りになったのではないかと言われているようです。今回はそんなアクマゲームの打ち切りになったと言われる理由についてご紹介します。

ACMA:GAME アクマゲームとは

『ACMA:GAME(アクマゲーム)』は、原作メーブ、作画恵広史による作品で、週刊少年マガジンで2013年から2017年まで連載された人気漫画です。主人公の織田照朝は、8年前に両親が他界したことで破綻したグループをわずか3年で再建し、父が残した全ての社員を家族として愛しながら会長として守っていました。ある日、「ゲームの勝者が要求するものを敗者からなんでも奪う」というアクマゲームを発動するという「悪魔の鍵」を持つ者が現れたことから照朝は「アクマゲーム」に巻き込まれていきます。

アクマゲームが打ち切りになったと言われる理由

アクマゲームが打ち切りとなった理由についてはいくつか噂されています。ここからはその理由についてご紹介していきます。

理由①発行部数の関係

アクマゲームが打ち切りとなった理由についてはいくつか噂されており、1番の理由に挙げられているのはコミックの発行部数が思ったより伸びなかったことが挙げられています。同じ週刊少年マガジンの人気作「七つの大罪」は1巻のみで累計109万部に対し、アクマゲームは全22巻全てで累計55万部となっています。当時に同じくらい話題になったのにこんなにも差が出てしまえば大人の事情で打ち切りになっても仕方ないのかもしれません。

理由②終盤のスピード感

当時、実際に漫画を読んでいた人は感じたかもしれませんが、中盤の話で深く描かれていた内容が終盤に進むにつれてやけにあっさりした内容になっていった印象があります。全体の話としてはうまくまとめられ満足した人は多かったようですが、思い入れのあった人からしたら「あれ?」といった印象が強かったようです。元々25巻までの予定だったというコミックも最終的には22巻という形で終わってしまいました。

原作者メーブ先生が後に語ったこと

原作者メーブ先生が自ら打ち切りについて連載終了後の「超あとがき」で語られていました。1巻が売れるかどうかで全てが左右されること、2016年(15巻が出る頃)には終了が決まっていたこと、当時連載ではトーナメント決勝戦が始まった頃だったこと、そこからどう終わりに持っていくか選ばなければいけなかったこと、縮められて23巻で終われるように調整したら22巻で終わることが告げられたことなど色々あったようでした。

ドラマ『ACMA:GAME(アクマゲーム)』の反応は

2024年の4月からドラマ『ACMA:GAME(アクマゲーム)』が始まりました。漫画版が少し違和感のある終わり方だっただけに気になる人も多かったのではないでしょうか。実際の反応は頭脳戦が凄すぎて面白いという人もいれば原作を悪い方向に変えてしまっているという人まで賛否両論のようでした。役者も豪華でCGにも力が入っているこの作品、原作ファンであればチェックしてみてはいかがでしょう。

まとめ

今回はアクマゲームの打ち切りとなった理由についてご紹介しました。調べて思ったのはやはり漫画の世界は厳しく過酷なことがよく分かります。そんな世界で締め切りや色んなプレッシャーに耐えながら私たちの元に漫画を届けてくれている先生方には感謝しかありません。人気作品もそうでない作品も色んな思いが込められていることでしょう。これからも色んな名作が出てくるであろう漫画界、応援していきましょう。