【世界フィギュア】連覇なるか?坂本花織のこれまでの成績まとめ

【世界フィギュア】連覇なるか?坂本花織のこれまでの成績まとめ

3月22日に開幕を控えた2023年のフィギュアスケート世界選手権。坂本花織選手の大会二連覇に期待が集まっています!

今回は坂本花織選手のこれまでの成績について紹介しますよ。

ノービス・ジュニア時代

2012-2013シーズン、全日本ノービス選手権で優勝

2012-2013シーズンの全日本ノービス選手権Aクラス(小5〜小6クラス)で優勝を果たした坂本花織選手。招待選手として全日本ジュニア選手権(大体18歳までのクラス)に初出場すると9位の成績をおさめました。

2013年3月には自身初の国際大会「トリグラフトロフィー」ノービスクラスで本田真凛選手に次ぐ2位に輝いています。

2013-2014シーズン、アジアフィギュア杯優勝

ジュニアクラスに本格移行した2013ー2014シーズン、アジアフィギュア杯のジュニアクラスで優勝を果たしました。その後ISUジュニアグランプリシリーズに初参戦、JPGチェコスケートでは6位となりました。

全日本ジュニア選手権でも6位となり、ジュニア招待選手として全日本選手権(シニアクラス)にも初出場。そちらでは15位となりましたよ。

また、チャレンジカップでもジュニアクラス優勝を果たしています。

2014-2015シーズン、世界ジュニア選手権初出場

2014-2015シーズンでは国際大会であるJGPメ〜テレ杯で7位に。また全日本ジュニア選手権では総合で樋口新葉選手に次ぐ2位になりました。同年の全日本選手権では6位、この成績をもって世界ジュニア選手権の代表に選出されましたよ。

初出場となった世界ジュニア選手権では総合6位に輝きました。

2015-2016シーズン、アジアフィギュア杯シニアクラスで3位に

2015-2016シーズンの坂本花織選手は、アジアフィギュア杯のシニアクラスに出場、見事3位の成績をおさめました。JGPリガ杯ではSP(ショートプログラム)、FS(フリースケーティング)ともパーソナルベストを更新する滑りで2位、JGPコペルニクススターズでは4位に輝いています。

この時の全日本ジュニア選手権では5位、全日本選手権では13位という順位に。リレハンメルユースオリンピックでは6位となりましたよ。

2016-2017シーズン、全日本ジュニア選手権初優勝

2016-2017シーズンはJGPサン・ジェルヴェで2位、JGP横浜で優勝と好調で、自身初のJGPファイナルに進出。同大会では見事銅メダルを獲得しています。

全日本ジュニア選手権では念願の初優勝を果たし、全日本選手権では7位に。二度目の出場となった世界ジュニア選手権ではSP・FSともパーソナルベストを更新する滑りで銅メダルを獲得しましたよ。

シニア時代

2017-2018シーズン、全日本選手権で2位に

シニアクラスに本格移行した2017-2018シーズン、シニア国際大会デビュー戦のアジアフィギュア杯で優勝という鮮烈デビューを果たした坂本花織選手。ISUチャレンジャーシリーズのUSインターナショナルクラシックでは4位に留まるも、近畿選手権では優勝を果たしました。

ISUグランプリシリーズではロステレコム杯で5位、スケートアメリカで2位という結果を残します。全日本選手権では大会4連覇を果たした宮原知子選手に次ぐ2位となりましたよ。

平昌五輪でオリンピック初出場

全日本選手権での好成績から、他の五輪代表有力候補をかわして平昌五輪女子シングル日本代表の二枠のうち一つを勝ち取った坂本花織選手。一桁順位を目標に臨んだ自身初の五輪の結果は、総合6位。堂々たる結果を残しましたよ。

また、五輪同様自身初選出となっていた四大陸選手権では宮原選手をおさえ優勝を飾っています。

2018-2019シーズン、全日本選手権優勝

2018-2019シーズンの坂本花織選手はシーズン初戦のロンバルディア杯や、その後のジャパンオープンで苦戦。それでもグランプリシリーズではスケートアメリカで2位、フィンランド大会で3位という成績を残し、自身初のグランプリファイナル進出を果たしました。同大会では4位の好成績を残していますよ。

また、全日本選手権ではSP、FSとも自己ベストをマーク。4連覇していた宮原選手らをかわし、自身初の全日本女王に輝きました。

世界選手権で自己ベスト更新

連覇のかかっていた四大陸選手権ではFSでのミスが響き、総合4位という結果に。世界選手権ではSPで2位につけながらもFSでまたもミス、総合では5位という結果になりましたが、それでもスコアでは自己ベストを更新しました。

2019-2020シーズン、左足首を痛め苦しいシーズンに

2019ー2020シーズンの坂本花織選手は9月ごろに左足首を痛め、それが完治しないままでグランプリシリーズを迎えました。その影響もあってかグランプリファイナルへの進出は逃し、全日本選手権ではシニア転向後自身ワーストの総合6位に。四大陸選手権ではシーズンベストを出したものの総合5位という結果に終わり、苦しいシーズンとなりましたよ。

2020-2021シーズン、復活を印象付ける滑りを見せる

コロナウイルスの感染拡大により、主に国内での大会が多くなった2020-2021シーズン。近畿ブロックの大会で参考記録ながら自己ベストに迫る点数を出して優勝し、西日本選手権の優勝をもって全日本選手権出場を決めました。

全日本選手権では総合で220点を超えるハイスコアを記録、優勝こそ逃すも2位となり、二年振りの表彰台と世界選手権代表の座を手にしました。世界選手権では6位の成績を残していますよ。

2021-2022シーズン、北京オリンピックで銅メダル

未だコロナウイルスの影響が残り、グランプリファイナルが中止になった2021-2022シーズン。北京オリンピック選考会となった全日本選手権で2位に10点以上の差をつける圧巻の滑りを見せた坂本花織選手は、五輪でも堂々たる滑りを披露。団体戦で日本の銅メダルに貢献し、個人でもロシア勢を除いて女子歴代最高となる総合233.13点を記録し銅メダルを獲得しました。日本女子では4人目のメダリストとなっていますよ。

世界選手権で優勝

北京五輪から一か月後の世界選手権には、世界情勢の影響を受けロシア勢が不参加となり坂本花織選手が優勝候補の本命に。前評判に違わぬ見事な滑りを披露し、総合で2位に20点近い差をつけて優勝を果たしました。236.09の得点はロシア勢を含めても世界歴代6位という素晴らしいもの。世界選手権の日本女子の優勝は浅田真央さん以来8年振りとなっています。

2022-2023シーズン、世界ランキングで1位に

2022-2023シーズンの坂本花織選手は、グランプリシリーズのスケートアメリカで初優勝。海外開催のグランプリシリーズで優勝するのは、これが初めてのことでしたよ。また、この結果をもってISUフィギュアスケート最新世界ランキングで1位に輝きました。

全日本選手権でも優勝を果たしており、2023年3月開催の世界選手権では2連覇がかかっていますよ。

最後に

今回は坂本花織選手のこれまでの成績について紹介しました。

さいたまスーパーアリーナで行われる2023年の世界選手権。坂本花織選手の見事な滑りに期待したいですね。