エルヴィス役で大注目!オースティン・バトラーのプロフィールや代表作は?

現在公開中の映画『エルヴィス』で偉大なレジェンド「エルヴィス・プレスリー」を、イメージを壊さず映画で再現させることに成功したオースティン・バトラー。プレスリーの音楽が発する爆発的なエネルギーと彼の繊細な内面、という光と影を圧倒的な存在感で演じ切りました。『エルヴィス』の世界的な大ヒットにより、オースティン・バトラーは今、これまでにない程に注目を集めています。そこで、今回はオースティン・バトラーのプロフィールや代表作をご紹介します。

オースティン・バトラーのプロフィール

  • 名前:オースティン・バトラー(Austin Butler)
  • 出身:カルフォルニア
  • 生年月日:1991年08月17日
  • 年齢:30歳(2022年7月現在)
  • 職業:俳優・モデル・歌手

オースティン・バトラーは、13歳の時に街角でエキストラ関係のマネージメント会社にスカウトされ、俳優の道を歩み始めます。スカウトされてしばらくは演技のレッスンを受け、エキストラとして経験を積んでいきました。その後、ディズニーチャンネルで活躍。そして、ティーン向けのドラマにレギュラー出演が増え、ティーン層からの支持を集めていきます。若手ながら、演技力に定評があることで知られ、歌手、モデルとしても才色兼備に活躍しています。

オースティン・バトラーの2つの代表作

これまでは、ドラマ出演を中心に活躍してきたオースティン・バトラー。そのため、出演しているハリウッド映画の数はあまり多くはありませんが、ここでは2作品ご紹介します。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年公開)

2019年にレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットら豪華キャストが集合した映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演しています。この作品は、アカデミー賞作品賞や監督賞など10部門にノミネートされ、美術賞とブラッド・ピットが助演男優賞を受賞しています。テックス役を演じた、オースティン・バトラーも注目を浴びました。

マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~(2013年公開)

ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の前日譚となる、主人公・キャリーの青春時代を描いた『マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~』で、キャリーのボーイフレンドであるセバスチャン・キッド役を演じたことで、日本でも人気に火が付き一躍有名となりました。

映画『エルヴィス』におけるオースティン・バトラー評

映画『エルヴィス』では、誰もが知るレジェンドのエルヴィス・プレスリー役に挑んだオースティン・バトラー。本作で主役を務めるにあたって、徹底的にエルヴィスの研究を重ね、エルヴィス・プレスリーのすべてになりきるための血がにじむ努力をしたようです。

そんなオースティン・バトラーの姿を間近に見てきたトムハンクス(エルヴィスのマネージャーであるトム・パーカー役)も、「役に全てを捧げていた。感動したよ」と絶賛。また、監督のバズ・ラーマンもオースティン演じるエルヴィスに太鼓判を押しています。

5月に開催された「第75回カンヌ国際映画祭」での上映後は、12分間もスタンディングオベーションが止まず、オースティン・バトラーが挑んだ、ほぼ全編吹替え無しのライブシーンなどを絶賛する声が世界中を駆け巡りました。圧倒的なパフォーマンスや歌唱、そしてなにげない仕草まで「エルヴィス・プレスリーそのもの!」と称賛を浴びています!

最後に

カリスマ的なオーラとパワフルな歌声、繊細な演技で全世界を魅了したオースティン・バトラー。膨大な時間をかけて役作りに向き合った彼の努力は計り知れません。「完璧」と称され、伝説のロックスターを見事蘇らせたオースティン・バトラーの今後にも注目したいですね!